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往復朗読|Two Private Rooms

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  詩集『家で待つ君のための暦物語』
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NEWS

3/28発売の「現代詩手帖 2025年4月号 特集 モダニズム詩再考」で、青柳菜摘が「セルフストリーミング」を寄稿しています。

日本のラジオ放送が始まってなんと今日(3/22)で100年...!
NHKでも放送100年の特集などが組まれていますが、今回の連載では「放送」ということを皮切りに、移行しつつある「ストリーミング」という形式を、「時差」として捉えることから語っています。

メカスが「映画はまもなく、詩を書くように簡単に、しかも安く作れるようになるだろう。」と言ったように、Youtuberや配信者がストリーミングし続ける現在にどう時差をみつめるか、というところ。

#現代詩手帖 #ジョナスメカス #jonasmekas #ストリーミング #セルフサービス #放送100年 #時差 #streaming #論考
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岩手県の日本現代詩歌文学館にて2025年3月11日〜2026年3月8日まで開催される「ペットと詩歌」展に、青柳菜摘が揮毫作品を寄せています。

ウェブからも展示物が見られます!
朗読はこれから録音しますのでお楽しみに...!

https://www.shiikabun.jp/exhibition/detail/1688.html#

#岩手県 #日本現代詩歌文学館 #詩歌 #揮毫 #朗読 #ペットと
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🐲4/26から始まる「ゴジラ・THE・アート展」に、青柳菜摘が新作を出します...!

1954年に公開された「ゴジラ」は、"バッド"で"ビッグ"なのと同時に、古来からある神話的な龍神/海神としていまもなお愛されているのではないでしょうか。

テレビの本放送が始まったのは、ゴジラ公開1年前の1953年。
「テレビニュース/報道」の歴史と重ねながら、「きょう」を報道する作品を作ります。

お楽しみに...!

〜.〜.〜.〜.〜

ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展

会期:2025年4月26日(土)〜6月29日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
https://godzillatheart.com/exhibition/

#ゴジラ #godzilla #森アーツセンターギャラリー #moriartcentergallery #godzillatheart #龍神 #龍 #報道 #テレビニュース #きょう
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2/28発売の「現代詩手帖 2025年3月号 特集 海外詩の前線 文学レジデンシーを通じて」に、青柳菜摘「セルフビーイング 2」が掲載されてます。

メアリ・シェリーは「怪物」であり、『フランケンシュタイン』にはあるべくした「人間」の成長譚が描かれていると捉え、アラスター・グレイ『哀れなるものたち』でヴィクトリア・マッキャンドルスが書いた「愛の経済」を引用しながら書いてます。
科学、医学を通して、性、人間を知ること。

文学レジデンシーといえば、わたしが初めてAIRに参加したのが2018年、スコットランドにあるHospitalfieldでした。
アーティストが集まる期間に行ったのだけど、ここはもともとウォルター・スコットが『好古家』に登場する場所のモデルにしていたり、文学者たちにとって歴史ある施設で。
アラスター・グレイもここに滞在していたことがあると知って『ラナーク』を読んだのでした。

Hospitalfieldに行くことが決まってから詩の依頼があり、滞在を経て初めて詩を作ったので感慨深いです。。

三田文学にのってる「Knockwinnock」がその詩で、ウォルター・スコットが1816年に出版した『好古家』(貝瀬英夫訳、朝日出版社)に登場する城の名前からとっていた。
お城と対照的に描かれていた「Monkbarns」が、Hospitalfieldをモデルにしている。

#現代詩手帖 #詩 #論考 #maryshelley #arasdairgray #フランケンシュタイン #哀れなるものたち #セルフインプロヴィゼーション
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1/28発売の「現代詩手帖 2025年2月号 特集 新川和江、詩に生きて」に、青柳菜摘「セルフビーイング 1」が掲載されてます。

今回は長くなってしまい前後編に...
ベンヤミンの「歴史の概念について(歴史哲学テーゼ)」から、自動チェス人形トルコ人のなかにいる"傴僂の小人"、その見えない存在がなんなのかを、初音ミクの消失に触れながら、メアリ・シェリーが描いたフランケンシュタインの怪物という存在にせまろうと思っています。
後半では、『哀れなるものたち』のアラスター・グレイのことももっと書きたい。

http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3409.html

#現代詩手帖 #論考 #セルフ #self #セルフビーイング #selfbeing
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森美術館ショップの冬休み企画:「ルイーズ・ブルジョワ展」を読み解くためのおすすめ本で、青柳菜摘『そだつのをやめる』をご紹介いただいてます...!
うれしい

https://www.mori.art.museum/jp/news/2025/01/7712/index.html

#森美術館 #ルイーズブルジョワ #moriartmuseum #louisebourgeois #詩集 #poem #そだつのをやめる #本の紹介
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ウェブ版美術手帖にて、詩集を紹介する記事を書きました。
6選の予定が9選に!
その詩人が生きた時代背景も含めて読んでみたいもの、「本」というメディアについて考えられるもの、「詩集」として捉えるべきもの、なるべく多くの視点から紹介してみたので、ぜひ年末に読んでみてください。
(有料ですが...!)
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/30039

📚

・パーシー・ビッシュ・シェリー『シェリー詩集』上田和夫訳(新潮文庫、1980年)
・谷川俊太郎『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』(青土社、1975年)
・カニエ・ナハ『メノト』(私家版、2021年)『メノト ヴィネット』(私家版、2022年)『メノト グリッド』(私家版、2024年)
・萩原朔太郎『詩集 月に吠える』(精選 名著復刻全集 近代文学館、日本近代文学館、1969年)
・シルヴィア・プラス『シルヴィア・プラス詩集』吉原幸子・皆見昭訳(土曜社、2023年)
・蜂飼耳『隠す葉』(思潮社、2007年)
・マーク・マンダース「マーク・マンダースの不在」(東京都現代美術館、2021年)

#美術手帖 #bijutsutecho #artmagazine #poemcollection #詩集 #本の紹介 #PercyByssheShelley #谷川俊太郎 #カニエナハ #萩原朔太郎 #SylviaPlath #蜂飼耳 #MarkManders
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12/27発売の「現代詩手帖 2025年1月号 現代日本詩集2025」に、青柳菜摘「セルフドライビング」が載っています。

「自動車」がその名の通り「オートモービル」になりつつあるということから、国土交通省で「自動運転インフラ検討会」が今年行われたこと、
住宅研究者・エンジニア、コーウィン・ウィルソンが小説として「移動住宅」を提案した話、それからマイク・ケリーの《Mobile Homestead》のことを書きました。

#現代詩手帖 #連載 #セルフ #self #セルフドライビング #selfdriving #mikekelley #automobile #移動住宅
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11/28発売の「現代詩手帖 2024年12月号 現代詩年鑑2025」にて、青柳菜摘「窓神楽」が掲載されています!

Tokyo Dialogueで上田良さんと写真と詩でコラボレーションしたときに作った5篇から、1篇を選んでくれました。

少女が鳶職人の格好をして練り歩く「手古舞」のことと、都市が作られる/壊すことについて考えて作った1篇です。

#現代詩手帖 #詩 #poem #手古舞 #tokyodialogue2024
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中原中也賞受賞後第一作
青柳菜摘の新詩集が出ます。

『亡船記』
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃

2024年11月末刊行予定
未発表詩篇を含む22篇、136頁
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃

〈新地登記簿〉
 新木
 新砂
 夢島
 貯木
 若洲

〈ぼくは戦争を手に入れた〉
 ぼくは戦争を手に入れた
 グー眠る
 san kaku no suki ma
 母の母の母の日記

〈仮語仮国仮名仮体〉
 鳥に鳥の名を
 仮語
 タイワン
 サーカス学部新設のお知らせ

〈亡船記〉
 文船
 灯船
 望船
 塩船
 蝶船
 眠船
 消船
 峰船
 方船
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃

装幀: 柳川智之 @vorbildurbild
企画編集: 和田信太郎
制作進行: 中島百合絵
印刷: 山田写真製版所
発行: thoasa @honkbooks
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You can read my 5 poems in English!

青柳菜摘『そだつのをやめる』から4篇と、磯崎さんへの追悼文として書いた「翁の後髭」を、コーリーさん @cmiwcmiwcmiw に英訳していただき、ワシントンの出版社Sublunary Editions @sublunaryeditions のマガジンFirmamentに掲載されました。

挑戦的な英訳をしてもらい嬉しい限りです。ぜひ読んでください!

https://sublunaryeditions.com/magazine/five-poems-by-natsumi-aoyagi
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10/28発売の「現代詩手帖 2024年11月号 特集 新鋭詩集2024/台湾同志詩の現在」に載っているのは、青柳菜摘「セルフデリバリー」。

「運ぶ」ことが、距離や時間を引き延ばし続けている、ということを、ガストのネコ型配膳ロボやUberEATSから語り、時里二郎『名井島』の猫、運ばれてくるもの/いくものとしての流し雛と虚舟のことから書いてます。
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9/28発売の「現代詩手帖 2024年10月号 特集 白石かずこ、果てなき詩の航海」にて、今回は「セルフプレグナンシー(自己妊娠)」と題して書きました。

偽妊娠療法の話から始まり、「妊娠」を状態として認識することや、90年代以降のアニメ・漫画で描かれる「子供による子育て」、スーザン・ソンタグと「母」、というところから書いています。

http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3331.html
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11/19発売予定の『放課後によむ詩集』、小池昌代さん編集により、青柳菜摘「家の麓2003」を掲載していただきます。

放課後、この本に出会ってもらえたら嬉しいです。
お楽しみに!

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784652206362
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11/1(金)-7(木)、「清流の国ぎふ文化祭2024」に、青柳菜摘「と」佐藤朋子《TWO PRIVATE ROOMS—往復朗読》を出展します!

#往復朗読 は、2020年4月の新型コロナウイルスによるパンデミックを受けて始まり、いまもつづくオンライン・パフォーマンスのアートプロジェクト。

岐阜で会いましょう

「と」とはなにか?は、Webページの「新しい日常から芸術を思考する」松井茂、を、読んでください。



「清流の国ぎふ」文化祭2024
DX時代のメディア表現
──新しい日常から芸術を思考する
https://www.iamas.ac.jp/newnormal/

参加:青柳菜摘+佐藤朋子、Archival Archetyping、赤松正行、池田町有線放送電話プロジェクト、クワクボリョウタ、谷口かんな、平瀬ミキ、藤幡正樹、誉田千尋、前林明次、ミズタニタマミ、三輪眞弘、毛利悠子、安喜万佐子+前田真二郎、山下麻衣+小林直人ほか(50音順)

会期:2024年11月1日(金)〜7日(木) 12時〜18時
会場:オンライン、ワークショップ24(1階IAMAS附属図書館、7階ソピア・キャビン)
入場無料|予約不要

ディレクター:松井茂
会場構成:冨田太基
テクニカル:𡈽方大
webデザイン:西田騎夕
協力:久松真一記念館、OKB総研
主催:情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
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